選手・チームのニュース
横浜DeNAベイスターズでは、中畑清監督が今季限りで退任することが正式に決定しましたので、ご報告申し上げます。
中畑清監督コメント
「横浜DeNAベイスターズのファンのみなさん、1年間、応援ありがとうございました。今年、オールスターまでは首位でした。チームは緊張感、喜び、そして怖さを感じてプレーしていました。どんな展開であっても、チームは最後の最後まで諦めない野球をやり続けましたが、最下位という結果に終わってしまいました。この責任はすべて私にあります。
それでも嬉しいことに、昨年の倍近い数の43回の大入りの試合を記録しました。プロ野球はファンのみなさまの応援、後押しがなければ成り立ちません。この声援の中でプレーし続けた選手達も、喜びを感じたはずです。本当にありがとうございました。
プロ野球は応援していただく事がやりがいに繋がる事を改めて感じました。いつもファン目線でありたいと思ってやっていましたし、うちの選手もそれを理解してくれていたと思います。結果的には最下位でありながらも、これだけ応援してもらえるというのは、プロ野球の球団としてあるべき姿なのだと思います。そして、今日の筒香の2本のホームランのように、ファンの期待に応えるプレーをするというのも、まさにプロ野球選手だと思います。
この4年間、悔いは全くありません。まだ心の整理ができていないところもありますが、このプロ野球という世界は、どこかでケジメをつけないといけません。勝てそうで勝てない、もうちょっとという結果なら、まだ続けたかもしれません。ただ、前半戦の首位から最下位に陥落するという内容では、ファンのみなさんの期待を大きく裏切ったという部分で、本当に重い責任を感じています。1年1年、覚悟を決めながらやっているつもりですし、自分の中で内容や結果に納得いかなければ身を引かなければいけないと思っています。ファンのみなさま、この4年間、本当にありがとうございました。
思い返しても、この4年間楽しかったです。そして、あっという間でした。ランドマークタワーでの監督就任会見が昨日のことのように思います。ただ、人生の中では、こういった流れというのが来る時は来ます。そういった流れに、私は今年ぶち当たったんだなと思います。でも、まったく悔いはありません。監督というポジションに就かせていただいたことに本当に感謝しています。
来年、シーズン最後にチームが美酒を味わえるときを楽しみにしていますし、その時は一緒に美酒を味わいに来たいと思います」