2017.10.6
【イベントレポート】9/7(木)
「Sports × Technology -スポーツの未来を創る-」

  • CREATIVE SPORTS LAB

CREATIVE SPORTS LABにてトークセッションシリーズ第4弾「Sports × Technology -スポーツの未来を創る-」が開催されました。

ライゾマティクス代表の齋藤精一さん、 電通のアートディレクター榊良祐さん、慶応義塾大学准教授・超人スポーツ協会理事の南澤孝太さんの3名を迎えてのトークセッション。まずは、それぞれこれまでのSports×Techonologyに関する活動についてご紹介いただきました。

齋藤さんはライゾマティクス設立以後の10年間で行ってきた、膨大なプロジェクトの中から特にスポーツに関わる数作品を紹介。テクノロジーを駆使した最先端な取り組みに見えますが、その根底には木工やはんだ付けなど泥臭くも思えるものづくりの精神が、いまも変わらず続いていると話します。
ライゾマティクスでは「HACK」の精神を大事に、既にあるVR等のテクノロジーを適材適所に組み合わせ、これまでにない新たなアート演出を成し遂げています。例えば過去の走行データを利用して、伝説のレーサーの走りをサーキットに再現したり、東京五輪誘致の際には、モーションキャプチャを使って、フェンシングの分かりづらい動きを可視化する演出が好評を呼びました。

広告分野の中でも、コミュニケーションデザインを専門とする榊さん。冊子「東京防災」のクリエイティブディレククションやソフトバンク「WARP BALL」を企画しています。ゲーム市場だけではなく、社会全体で広がりを見せるVR技術を活用して、近未来スポーツWARP BALLは開発されました。努力・友情・感動・成長といったスポーツの本質的な価値をVRで拡張し、テクノロジーによって「スポーツらしさ(と私たちが感じるもの)」そのものの枠組みを広げようとしています。
広告の世界にあっても、没入するような体感、遠隔通信でプレイする場所を問わないことなどを理由に、VRはコミュニケーションの変革をもたらすもの、コミュニケーションデザイナーが入るべき領域になってきたと語ります。

「WARP BALL の詳細はコチラ

南澤孝太さんはVR分野の研究者として、超人スポーツ協会理事として、2つの立場からプレゼンテーションを行ないました。
その中で紹介された、「自動車産業が生まれたことでF1というスポーツが始まり、発展して自動車技術のさらなる発展に帰結した」、という歴史は、今後のスポーツのあり方を考える上でとても示唆的です。VR・AR技術が生まれ、社会に普及し始め一大産業になりつつある今、この先どんな発展と帰結が起こるのでしょうか?
南澤さんが手掛けられる、人間の身体的経験を記録・共有・拡張・創造することを目指す「身体性メディア」プロジェクトや、身体拡張をめざす超人スポーツ協会の活動は新たなスポーツの誕生に繋がるものと言えます。しかも、それらの発展を、私たちの日常生活、特に福祉分野に還元する未来を描いているそう。

「スポーツは昔から本当に苦手だった。身体的に向き不向きがある『スポーツをする』ということから、(自身の研究分野や新しい技術を活用して)『スポーツをつくる』となったときにはじめて、自分もスポーツに関わることができるんだ、と実感することができた。」と語る南澤さんは、「超☆野球」開発プロジェクトを超人スポーツ協会×CREATIVE SPORTS LABのコラボレーションプロジェクトとして行なっています。

イベント後半のトークセッションでは、未来に期待されるリアルな観戦の場としての、スタジアム・アリーナのあり方にまで話がおよびました。
機材とネット環境が揃えば、どんなに離れていても同じ観戦体験を共有できるVR技術。南澤さんは、周りを気にせず音を出せる屋内環境という点で、カラオケボックスのような空間がVRを使った観戦の場として向いていると言います。その未来が現実になりつつある今、あらためて、「みんなが同じ時間・空間に集まって観ること」の価値を問いかけます。

一度にたくさんの人が集まることで起きる混雑や不自由さもまた、観戦を思い出深いものにするのか、しないのか。個人がネットを介していつでもつながるように、スタジアム・アリーナ同士がリアルタイムでつながれたら、それはどんな価値をもたらすのか。年間約70日ほどホームゲームで使われるスタジアムは、残り約300日間どのように使われ、設えられているべきなのか。
答えは無い、というよりも無限に広がっています。トークセッションから懇親会に至るまで、議論の尽きない夜となりました。

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