HAPPY TO HAVE YOU BACK
#99 NEFTALI SOTO
N.ソト
いい時もあれば悪い時もある。ベイスターズはスタートからあまりよくない状況だったけど、勝敗はあくまでも野球の一部。大事なことは一人一人が自分の力を出し切ること。負けていても最後まで諦めずに戦えば自ずと調子は上向いていきますよ。
今も三浦さんを筆頭に選手、スタッフが一丸になって変わろうとしています。僕自身も、チームの空気を変えたくてね。最初のホームラン(4月18日巨人戦)を打った瞬間、バットをベンチに向かって投げたことも、彼らの闘志を目覚めさせたいという一心でした。ミスを恐れるな。何も怖くない。楽しんでプレイすることが大事なんだとね。
特に今年はチャモがいない。これまで僕が彼に教えてもらったようなことを今度は僕がチームに返していきたいと思っているんだ。簡単なことではないけどね。
僕がベイスターズに残ると決めて、多くのファンの人からメッセージを貰ったんだ。本当に嬉しかった。4年目になってチームメイトもただの仲間ではなく本物の家族のような存在になった。僕はみんなが残ってくれてよかったと思えるようなプレイをしたい。あとは幸いなことに3年の契約をしてもらったから、余裕をもってこのチームのことを考えられる。
若い選手が何でも相談できるような存在になりたいんだ。牧や森など素晴らしい才能の選手たちもいる。彼らが成長していけば、チームもよくなっていくだろう。
まだまだ。シーズンはこれからだよ。
#62 EDWIN ESCOBAR
E.エスコバー
やっとチームのために投げることができてうれしいです。
準備は100%できていますし、いつでも全開で投げられる状態ですよ。昨年の疲れも問題ありません。いやもちろん、僕だって人間ですから連投すれば疲れることもありますが、オフの間にトレーニングを積んで体を鍛えてきましたからね。今年もいつ、どんな場面でも、マウンドに上がる準備はしてきています。
だから、開幕してからの2週間は、僕にとって本当に辛い時間でした。僕は投げるのが何よりも好きなので、登板がないと『今日は何も仕事してないじゃないか』と申し訳ない気持ちのまま帰る。これが好きじゃないんです。だから、(隔離期間中の)試合があるのに投げられない状況は「あそこで投げたい」という気持ちがどんどん強くなってね。ひどく長い時間に感じられました。
チームの状況がよくないことはわかっています。でも、もう僕が合流できたから大丈夫。木塚コーチにも「待ち望んでいたよ」と歓迎してもらってね。僕自身も嬉しかった。
自分がやるべきことはわかっています。1試合でも多く投げること。日本でのプレイも長くなってきたので、ブルペンの若い投手たちに経験を教えることもあるだろうけど、それ以上に僕が投げることでみんなを助けられたら。一番伝えたいのは『投げることを楽しんで』ということ。それが自分の力を発揮できる方法。
今年も『男は黙って投げるだけ』かって? はい……アリガトウ(笑)。
#23 TYLER AUSTIN
T.オースティン
ベイスターズの試合は、開幕からずっと見ていました。苦しい戦いが続いていて、そんななか、何もできない自分が歯がゆかったですよ。
キャンプの時には恋しさのあまりInstagramに『MISS YOU YOKOHAMA』と書いてしまったけど、それは偽らざる気持ちで、たくさんのファンから『ありがとう』とメッセージをもらいました。
私のプレイスタイルは常に一生懸命、精一杯にプレイすること。それはこれまでの野球人生でずっとやってきたこと。私の姿勢で、チームやファンに勇気を与えられたり、若い選手が全力で力を出し尽くそうと感じたりと、良い影響を与えられるのであればこんなにうれしいことはありません。ただ、去年は常に全力でプレイしすぎるあまり、ケガでチームに迷惑を掛けてしまったので、今年は上手くコントロールしなければいけませんね。
僕自身も14日間の隔離期間は簡単な日々ではなかったのですが、解放された初日にハマスタに来られたこと。そしてチームメートたちに会えたことで解消されました。身体自体はオフの間にトレーニングをしっかりやってきたので準備は万端でしたが、やっぱり最初の3~4試合は本調子ではなかったです。これから一日も早くチームも僕も完全な調子に戻さないといけません。
もうすぐ妻も横浜に戻って来ますからね。僕よりも彼女のファンが多いと思うので、みなさんも楽しみにしていてください(笑)。
#45 MICHAEL PEOPLES
M.ピープルズ
今年もベイスターズのユニフォームを着ることができて幸せです。Instagramにも書きましたが、僕自身またこのチームに戻りたいと願っていました。ファンの皆さんには熱烈な応援をいただきましたし、チームメートやコーチたちも素晴らしい人ばかりでしたからね。
2週間の隔離から解放された時、同じホテルの同じ壁を見続けなくてよくなった以上に、チームメートと再会できたよろこびがありました。みんな声を掛けてくれて、特に阪口は結果が出ているようで嬉しかった。みんなが健康でいいプレイをしてほしい。誰も知らなかった去年の初めと違うのは、そう思える人間関係があること。
自分の信条は“日々成長すること”。2年目になったことで、よりやるべきことに集中できます。求められたら何でもやりますよ。個人成績も大事だけど、それ以上にチームの成績が重要。できれば長く横浜でプレイしたいですからね。
日本での生活は自分に合っています。もともと“武士道”の考え方が凄く好きで、本の内容を実際に体験できていることが嬉しい。たとえば“時間を守る”こと。大事ですね。でもきっちりやりすぎると奥さんに嫌がられます(笑)。
このオフも、アメリカの自宅に入る際は靴を脱ぐなど、小さいことから夫婦一緒に日本で学んだ習慣を実践してきました。ただ、最も気を付けるべきことは、頭をぶつけないこと(笑)。一日も早くチームの力になれるよう頑張ります。
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