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前のページへ戻る 2011/12/9

中畑 清監督就任会見

12月9日(金)、横浜DeNAベイスターズは初代監督として中畑 清氏の就任を決定し、
横浜市内のホテルで会見を行いました。

中畑 清監督 就任挨拶

「今日はこれほどたくさんの方に集まっていただきまして、ありがとうございます。嬉しいです。
現役を辞めてから自分なりの目標がありました。もう一度野球界に恩返しがしたく、
最高のポジションで勝負してみたいと思っていました。
ユニホーム脱いでから講演先で約20年経ちますが、必ず現場に戻ると言ってきました。
それが初めて、新生の横浜DeNAベイスターズからチャンスをもらうという
強い星の下に生まれたと、身震いをしています。
私の現役最後のリーグ優勝は横浜スタジアムでした。代打で出場してツーベースヒットを放ち、
余裕でセーフだったのだけれど、セカンドへヘッドスライディングをしました。
ガッツポーズをしてベンチを見ると、中畑さんらしいなあと言った感じで大笑い。完全に浮いていました。
その後、ウェーブがスタンドから起こり1周終わると2周目に入ったのを見て、鳥肌が立ちました。
その時感じたのは、やっぱり球場は『熱』だと思う。『熱』がないと感動、喜びが生まれない。悔しさも涙もない。
スポーツの原点は、それが望まれていると思う。
何ができるか未知数ではあるけど、いただいたチャンスを最大限に発揮して、皆さんに喜んでもらえる、
負けてもしょうがないなあと、また応援してもらえるチームをつくりたい。
それには皆さんの力が必要なので、よろしくお願いします」

報道陣からの質問にはひとつひとつ真剣に、そして熱く語る中畑監督。
「現場としてやるからには常に『てっぺん』を目指さないといけない。
その思いがあれば苦しい練習にも耐えられると思う」と熱く語ります。

自身のキャッチフレーズ『絶好調』は封印。
「絶好調は選手が使ってくれればいいと思う。これからは『熱いぜ!』をキャッチフレーズにしていく。
熱いぜハマスタ! 熱いぜDeNA!」

高田GMは中畑監督へ「チームが低迷し、負けていることもあって、全体的におとなしい印象がある。
彼の持っている明るさ元気を注入してもらって、チームを変えてもらいたい」と、語っていました。
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