地域交流~星に願いを~
訪問の様子
横須賀市立沢山小学校に井納翔一選手、加賀美希昇選手、福田岳洋選手が訪問しました。
横須賀市立沢山小学校
夏休み前の学校訪問も今週で最後。本日、訪問した学校は横須賀にいくつかある“交通の要所”。東京湾側の逸見(へみ)と湘南側に抜ける道の池上十字路手前に位置する横須賀市立沢山小学校です(“たくさん”ではなく、素直に“さわやま”と読みます)。
他の学校へ伺う時に、沢山小の横はよく通っていたので、道路から学校のメッセージボードもよく見えますし、「この小学校には伺う事は、ないのかな??」と、とても気になっていた学校でした。
6年生は1クラスで29名のみ。選手が3名伺えるので学校と協議し、急遽、5年生も加え総勢52名2クラスでの『特別授業』とさせていただきました。
本日のメンバーは#15井納翔一選手、#21加賀美希昇選手、#49福田岳洋選手の3名。
ルーキー井納選手は一軍ローテーション投手として活躍していましたが、現在ファームで調整中。『星に願いを』プロジェクトでは加賀繁選手と横浜市の学校訪問に赴いたそうです。「今日は“体育”の授業なんですか?それは楽しそうですね~ぇ♪」とファームの学校訪問に興味津々。井納選手、一部では“宇宙人”とか言われていますが、この日の印象は「本当によく喋るな~ぁ」と…。
控え室では「クラス替えの無い学校」で3選手が盛り上がり、鎌倉出身の加賀美選手は、その体験者。「ボクの6年間もクラス替えはなく、本当に兄弟・姉妹のような関係で、今でも仲が良く、連絡を取り合っていますよ♪勿論、当時は僕がリーダーでしたので、いじめとかもなく、まとまったクラス…学年でしたね!!」と得意顔。この話には、これから相対するこども達を知る上でも貴重な体験談として参考にさせていただきました。
このメンバーは福田選手でも181cm、加賀美選手187cm、井納選手188cmですから、こども達から見ても、いやいや大人が見ても相当大きな3選手でした。
5、6年生合同だったので、最初は“照れ”もあってか、お互いの学年を警戒するような雰囲気にもなってしまいましたが、授業が進むにつれ、そんな小さなことは忘れて選手の語る注意点やコツなど聞き逃すまいとドンドン“選手や野球の魅力”に引き込まれたようでした。
どこの学校に伺っても、「選手達が来てくれて野球に興味がわきました」「バットでボールを打ったのは今日が初めてで、難しかったけど楽しかった」など…。
“昭和生まれ”のスタッフが聞くとビックリするような感想を伝えてくれる“平成生まれ”のこども達。
6年生までバットを握らずに育つことが普通になっているんだね?!
こどもの頃、ボールが一つでも陽が暮れるまで“野球”で遊んでいた昔の小学生からすると、この活動の意義を改めて感じました。
“野球”をやって遊んでなきゃ、プロ野球観戦に来たって楽しいはずないよね??
これからはぜひ、遊びの中に“野球”も加えてもらって、同じ街にある野球場、プロ野球チームをよろしくお願いします。
7月2日(火)はみんなの『特別授業』が終わったあと、「試合」という名の“仕事”を選手達は一生懸命に取り組んで、「勝利」という“結果”を出したよ。みんなも今日、先生から教わった事を忘れずに…。
そして、いつでも横須賀スタジアムへ、3人の“先生”に会いに来てね♪