株式会社横浜DeNAベイスターズ 代表取締役社長 岡村 信悟

　『第5回DeNAベイスターズカップ ～2017年神奈川県中学硬式野球選手権大会～』を開催できることを心より嬉しく思います。

　本大会も2013年に第1回大会が始まり、今年で第5回という節目を迎えることができました。これも神奈川県内の4つの中学硬式野球連盟（リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグ）のご理解と、本大会に対し多大なるご支援とご協力をいただいた皆様のおかげと思っております。この場をお借りして皆様方のお力添えに深く御礼申し上げます。

　さて、2016年の横浜DeNAベイスターズはクライマックスシリーズ初出場を果たし、観客動員数も球団史上最多の約193万人を記録することができました。そして、野球界と神奈川・横浜に大変喜ばしい出来事として2020年東京五輪・パラリンピックで野球が追加種目として復活することが決まり、この横浜スタジアムがメイン会場となることが正式に決定しました。

　出場する選手たちには、神奈川野球の聖地である横浜スタジアムで日ごろの練習の成果を発揮し、熱戦を繰り広げていただくとともに、応援する皆様に喜びと感動を与え、野球界の明るい未来のためにぜひとも頑張っていただきたいと思います。

　この大会が、神奈川県における野球文化の発展の一助となれるよう、今後も歴史を重ね、皆様から注目されるような大会になれば幸いです。

　最後に、大会開催にあたって、ご支援・ご協力いただきました協賛各社様、企業団体の皆様、そして選手の皆さんを毎日大切に支え続けてくださっている保護者並びに指導者の皆様に深く感謝と敬意を表すとともに、選手の皆さんのご活躍を心より祈念申し上げます。

#80 A.ラミレス 監督

　「第5回DeNAベイスターズカップ」ご出場おめでとうございます。
　 神奈川県内の4つの異なるリーグが一堂に会する大会ということで非常に注目しております。
　 私から皆さんに二つほどアドバイスがあります。まず一つ目は、「上手な人のプレーをしっかり見る」という事。テレビ中継や雑誌でもいいのですが、皆さんの街には横浜スタジアムがあります。ぜひとも足を運んでプロの技やパワーを肌で感じてください。きっといい練習になりますよ。
　 二つ目は、感謝の気持ちを常に持つという事。両親やチームの監督・コーチ、グラウンドや野球道具だってそうです。そういった事にまで気を配れる人間になってください。素晴らしい選手になれると思います。
　 皆さん、ゲームでは今ある自分のベストを存分に発揮して、最後まで諦めず頑張ってください。

#35 三上 朋也 選手　投手（選手会長）

　 この度は、「第5回DeNAベイスターズカップ」ご出場おめでとうございます。
　 横浜DeNAベイスターズ選手会はこの大会を第1回開催時より応援しております。中学生の時期というのは、子供から大人へ変わる大切な準備期間です。この時間をどう過ごすかによって、今後の野球人生が大きく左右すると思っています。もちろん野球だけじゃなく、勉強や人間関係にも結び付いてくるので、ぜひとも今大会で勝つ事の難しさや喜びなどをチームの仲間と分かち合い、技術力向上にも繋がっていけたのなら、僕たちも嬉しく思います。
　 昨シーズンはCSには出ることができましたが、まだまだ満足のいく結果ではありませんでした。僕たちも今シーズン優勝目指して頑張っていきますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう。

#5 倉本 寿彦 選手　内野手（神奈川・寒川リトルシニア出身）

　 この度は、「第5回DeNAベイスターズカップ」ご出場おめでとうございます。
　 私自身、リトルシニア時代の一番の思い出はたくさん練習した記憶しかありません。
　 それは野球を上手くなってプロ野球選手になりたかったからです。全体練習が終わった後も真っ暗になるまで個人練習をしていました。体力面、精神面でも成長出来る時期にたくさん練習したことは、今現在の基礎となっております。スポーツは勝つという事も大切ですが、目標を達成するためのプロセスも大切にしてほしいと思います。
　 今大会に出場する選手の皆さん、横浜スタジアムという素晴らしい球場で日頃の練習の成果を発揮することを期待しております。

#25 筒香 嘉智 選手　外野手（大阪・堺ビッグボーイズ出身）

　 「第5回DeNAベイスターズカップ」ご出場おめでとうございます。
　神奈川県内の中学硬式野球チームNo.1を決める大会ということで、第1回大会より非常に注目しております。
　僕から皆さんに伝えたいことは、野球を心から楽しむという事です。一見当たり前の事のように感じますが、これから先キツイ練習や試合のプレッシャーなどで、真っ先に忘れてしまいがちなのがこの「楽しむ」という事だと思います。どんな良い練習をしたって楽しんでないと技術は身に付きません。
　僕は今でも球場に向かうときワクワクします。この大会がそれらのいいきっかけになってくれたら幸いです。みなさんの健闘を祈ります。