大会規定(本大会に関する特別規定)
本大会は、該当年度の公認野球規則および下記の大会特別規定を適用する。※規則5.10(d)【原注】は適用しない。
- 1. 本大会に参加できる選手は所属団体の規定を満たすものとする。ただし、本大会の参加資格は2024年3月4日(月)の時点で各所属団体に登録を完了したチーム(監督・コーチおよび選手)とする。
- 2. チームは単独チームとし25名の選手で編成し、ベンチに入る監督、コーチ、マネージャー(スコアラーを含む)は5名まで(成人のみ)とする。
- 3. 選手、監督、コーチ(マネージャー、スコアラーは除く)は同一のユニフォームを着用すること。背番号は 所属団体の規定に従う。
- 4. 各チームは必ず成人である責任者を指名し、その責任者が引率し大会中は選手の行動ならびに観客席での 応援などに対して管理責任を負うこととする。
- 5. 本大会は原則有観客試合とする。入場できる範囲は主催者が判断する。
- 6. ゴミは球場施設内に捨てず必ず持ち帰ること。
- 7. 傷害処置については大会中の負傷または疾病に対して応急処置は施すが、それ以上に関しては主催者は責任を負わない。
- 8. 登録メンバー変更は大会2週間前を最終期限とする。
- 9. 事前に登録したメンバー以外の出場は出来ない。
- 10. 試合・シートノック時、グラウンド内では常に本人確認ができるよう指導者・選手はグラウンドコート着用を禁止とする。
- 11. 各チームの荷物は全てベンチ内に置くものとする。
- 12. ベンチ裏での素振りは可とする。
- 13. 各チームベンチに持ち込む荷物の運搬はベンチ外の選手もしくは保護者、チーム関係者対応可とする。その際グラウンドに入場できる人数は10名までとする。
大会規則
- 1. 各チームの監督と主将は前の試合開始1時間後にメンバー表を大会本部に提出し、審判部立ち会いのもと試合の攻守を決定する。同時に投球数申告書(投手ごとに前試合、前日までの投球数を記入)を提出し大会本部は提出されたメンバー表と登録票との照合を行なう。試合開始前に用具点検を行う。
- 2. 各試合は7回戦で行い、4回終了をもって正式試合とする。試合成立後、不慮の事態により試合続行が不可能となった場合、両チームが完了した均等回の総得点で勝敗を決定する。同点の場合は抽選で勝敗を決める。
- 3. 試合成立前に上記の理由により試合続行が不可能になった場合は、サスペンデットゲームとし、実行委員会が指定した日時、場所で中断した状況で再開する。
- 4. 試合開始か1回戦、準決勝は2時間を越えた場合は新しいイニングには入らない。決勝戦は2時間20分を越えた場合とする。
- 5. コールドゲームは、4回10点差、5回以降7点差とする。ただし、決勝戦にはコールドゲームを適用しない。
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6. 1回戦、準決勝は7回終了もしくは、試合開始から2時間を越えて同点の場合、抽選とする。ただし決勝戦は7回終了もしくは2時間20分を越えて同点の場合、タイブレーク方式を実施する。
【タイブレーク方式細則】
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(1) タイブレーク方式に関する規則
- ① 決勝において7回終了もしくは試合開始から2時間20分を越えた場合、攻撃は一死走者満塁の状態から行うものとする。 タイブレークは1時間を上限とし決着がつくまで続ける。決着つかない場合は両チーム優勝とする。
- ② 打者は前回正規に打撃を完了した打者の次打者とする。(継続打順)
- ③ この場合の走者は前項による打者の前の打者が1塁走者、1塁走者の前の打者が2塁走者、2塁走者の前の打者が3塁走者となる。
- ④ この場合の代打、代走は認められる。
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(2) 記録に関する規則(チーム、個人記録は公式記録とするが、次に上げる事項に留意すること)
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① 投手記録
- A. タイブレークにより出塁した3走者は投手の自責点としない。
- B. 完全試合は認めないが、無安打無得点試合は認める。
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② 打者記録
- A. タイブレークにより出塁した3走者の出塁は記録されない。ただし、盗塁、盗塁死、得点、残塁などは記録する。
- B. タイブレークにより出塁した3走者を絡めた打点、併殺打などはすべて記録する。
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① 投手記録
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(1) タイブレーク方式に関する規則
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7. 投手の投球数制限について
- (1) 投手は同一日に80球まで、連続した2日間で合計120球までとする。尚、打者の途中で制限数が来た場合は当該打者終了まで投球を認める。その場合制限投球数を超過した球数は投球数にカウントしない。
- (2) 同一日に80球を投球した投手は当該試合及び同一日の別の試合で捕手として出場出来ない。
- (3) ボークは投球数としない
- (4) 雨などノーゲームになった試合は投球数にカウントする。
- 8. 選手が打席に入るときは、必ず両耳付きヘルメットをかぶること(次打者も含む)。また、走者も危険防止 のため必ず着用すること。なお、捕手も危険防止のため必ず着用すること。(練習時も含む)
- 9. 特別代走の適用、死球による負傷などにより、一時的な休息により試合に出場できると判断したときに限り適用する。この場合、該当する打者の最も近い打撃の完了した選手(投手を除く)を特別代走者とする。
- 10. 本大会は金属バットならびに、金属と他の材質との接合バットの使用を認める。
- 11. 監督(コーチ)の指示、伝達は1試合(7イニング)で攻撃2回と守備2回の計4回とする。監督(コーチ)が2回投手のもとへ行ったあと3回目に行けば投手は自動的に交代しなければいけない。その投手は他の守備位置についてもよいが再び投手として登板することはできない。
- 12. 野手が2人以上マウンドに行った場合も1回とカウントする。
- 13. 延長またはタイブレークに入った場合はそれぞれで1回の指示、伝達を認める。(選手の怪我や交代などの指示、伝達は回数に入らない)
- 14. 1イニングで同一投手に対して指示、伝達が2回目となれば自動的に投手は交代となる。
大会特別規定・補則
- 1. 球場に到着したチームは、速やかに大会本部にその旨を報告しメンバー表を受取る。
- 2. ベンチは組み合わせ表の上段(左側)のチームをBAY SIDEとする。
- 3. グラウンドインから試合終了まで、監督、コーチ、スコアラー、登録選手以外はベンチに入ることができない。
- 4. グラウンドインしたチームは大会本部の指示のもとグラウンドルールに従い速やかに試合前練習を行うこと。
- 5. 試合前のシートノックは5分間とし、後攻のチームが先に行う。
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6. 試合をスピーディーに行うため以下の項目を守ること。
- (1) 攻守交代時に守備に移るチームが速やかにポジションにつくことはもちろんのこと、攻撃に移るチームも第一打者とベースコーチはミーティング(円陣)に加わらず、所定の位置に速やかにつくこと。
- (2) 投球を受けた捕手は速やかに投手に返球し、これを受けた投手はただちに投手板を踏んで投球位置につき、 捕手からのサインを受けること。
- (3) 投手の投球練習(救援投手を含む)は初回に限り7球以内(1分を限度)とする。また、次回からは 5球以内とする。
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(4) 打者はみだりにバッターボックスを出ることは許されない。たとえタイムを要求しても審判員がタ
イムを宣言しないときはインプレイとする。 - (5) 次打者はネクスト・バッターサークルに入り待機すること。危険防止を踏まえた上でバットスイングを認める。この他のグラウンド内の素振りは禁止とする。
- (6) 捕手は投手に返球したり、野手に声をかけるために一球ごとにホームプレートの前に出ないこと。
- 7. コーチスボックスには、監督、コーチ、選手のいずれかが入ること。その際必ずヘルメットを着用すること。(選手が入る場合は両耳ヘルメットとする)
- 8. 規則4.06に規定のとおり、監督、コーチ、選手、スコアラー、マネージャー等、いずれも相手選手を惑わすような行動はとってはならない。
- 9. 手袋、リストバンド、エルボーガード、フットガード、手甲ガード、ヘルメットフェイスガードの使用を認める。
- 10. 打者が走者になった場合、これらの着脱のためだけのタイムは認めない。
- 11. ただし打者走者が2塁ベースに到着した際に限りこれらの着脱のタイムを認める。(速やかにベースコーチが取りに行くこと)
- 12. 次の試合のチームの投手は前の試合の1時間後、ブルペンで投球練習を行う。
- 13. 試合中の投球練習は、自チーム側の特設ブルペン(ファウルグラウンド)で行うこととする。
- 14. グラウンド内での投球練習を行うときは安全対策上、打球監視員を必ず1名置くこと。この時の打球監視員(ヘルメット着用)は登録選手を置くこととする。
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15. バットパーソン、ボールパーソン、シートノック補助員(何れも、ヘルメット着用)は登録選手が務める。
※主催者判断にて、ヘルメット着用のうえ、登録選手以外も可とする。 - 16. 申告敬遠を認める。
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17. 打者が打撃中にボール4個を得るか、守備側チーム監督が打者を故意四球とする意思を審判員に示し、 進むことが許される裁定である。守備側チームの監督が審判員に故意四球の意思を伝えた場合(この場合はボールデッドである)、打者には、ボール4個を得たときと同じように、1塁(が与えられる)へ進 むことが許される。
※申告故意四球の確認事項- (1) 従来通り、投手が敬遠するために実際に投球して四球にすることも可能。
- (2) 打撃中の投球カウント途中においても守備側の監督が申告することが可能。
- (3) 守備側の監督から申告されれば、球審はボールデッドとして打者に1塁を与える。
- (4) 申告による四球は実際に投球されていない場合、その投手の投球数としてカウントはしない。
- (5) 攻撃側チームが代打を告げた場合、先に代打の手続きを行ってから申告敬遠を受ける。
- (6) 投手が交代した最初の打者が申告による敬遠で1塁に進んだ場合、投手は1人の打者と対戦したとみなされ、交代することができるようになる。