試合速報

連敗を避けたい横浜DeNAベイスターズ。試合はルーキー・東と阪神・メッセンジャーの息詰まる投手戦となる。しかし、4回に1点を失うと8回にも1点を許し0-2とされると、打線は最後まで阪神投手陣を攻略できず敗戦となってしまった…。

プロ初マウンドに臨む東！初回、先頭の高山を150kmのストレートで空振り三振に斬って取ると、2番・上本もストレートで空振り三振に仕留める！3番・糸井にはヒットを許すも続くロサリオを空振り三振！この回のアウトを全て三振で奪い上々の立ち上がりを見せる！2回も2死からヒットを許すが、落ち着いて後続を打ち取る！3回は今日初めての三者凡退で阪神打線を寄せ付けない！篠原コーチは「初登板ではあるがストレートに彼本来のスピンが効いていて、変化球でもストライクが取れ、良いリズムで落ち着いて投げられていると思う。中盤に入るが特別変えることなく、攻めの投球をしていってほしい」と、さらなる好投に期待を寄せる！

しかし4回、東が阪神打線に捕まる。1死からロサリオ、福留に連続でヒットを許し2・3塁とピンチを招くと、大山の犠牲フライで1点を失ってしまう…。

好投する東に援護射撃をしたい横浜DeNA打線だったが、阪神先発・メッセンジャーを攻略できない。小川コーチは「丁寧に制球されタイミングを外す投球をされている。低めのボール球に手を出しているので、ボールを長く見るためにも強引にいかず逆方向を狙う意識で打席に入っていってほしい。ルーキーの東のためにも早い段階で追いつき、勝ち越したい」と、打線の奮起を促す！

4回こそ失点を許した東だったが、5回を三者凡退に仕留めると6回も走者を出すものの得点を与えない！7回にはこの日3回目の三者凡退に斬って取りマウンドを後に託した。東は「思っていたより緊張することなく試合に入ることができました。目の前の打者を一人ひとり抑えることに集中できたこと、また戸柱さんにリードしていただきすごく支えになりました。4回の得点を許した場面、福留さんに失投をとらえられ一球の重みを痛感いたしました。5回以降、気持ちを切り替えて投げられたことは良かったです」と、今日の投球を振り返った。

8回、2番手の砂田が阪神打線に捕まってしまう。ヒットと送りバントで1死2塁とされると、阪神3番・糸井にライトフェンス直撃のタイムリーツーベースを許しリードを広げられてしまった…。

なんとか反撃したい横浜DeNA打線だったが、この日は阪神先発・メッセンジャーの前に3安打と抑えられ、9回は守護神・ドリスを捕らえられず、完封負けを喫してしまった…。

明日からは敵地・マツダスタジアムに乗り込んでの広島3連戦。予告先発は開幕投手の石田。地元で開幕戦のリベンジを果たし、チームの連敗を止める！