試合速報

舞台を新潟に移し巨人との一戦を迎える横浜DeNAベイスターズ。試合は先発の飯塚が6回途中1失点と試合を作るも、2番手・エスコバーが痛恨の逆転2ランを被弾…。打線は3回にロペス、宮崎の連続タイムリーで一時勝ち越すも以降は巨人・山口俊に抑えられ敗戦…。9連勝とはならなかった。

先発のマウンドに上がったのは地元凱旋の飯塚！その立ち上がり、巨人先頭の坂本勇にレフトへのヒットで出塁を許すも、吉川尚を送りバント阻止のキャッチャーフライ、ゲレーロをショートフライ、マギーをセカンドフライに打ち取り無失点に抑える！2回は、ツーベースと敬遠などで2死1・3塁とピンチを招くが、ここも後続を打ち取り無失点で切り抜ける！しかし3回、2死から巨人・ゲレーロにレフトへのソロホームランを浴びてしまい先制を許してしまう…。

追いつきたい打線はその裏、2死から大和がヒットで出塁すると、筒香はフォアボールを選び1・2塁のチャンスを作る！このチャンスに4番・ロペスが応える!!巨人・山口俊のストレートをとらえた打球はレフトへの同点タイムリーヒット！すぐさま横浜DeNAが追いついた！ロペスは「ストライクがきたら、積極的に振っていこうと決めていました。早い段階で同点に追いつくことができて嬉しいです」と、同点打を振り返った！さらに1・2塁のチャンスに宮崎も続く！低めの変化球を逆方向に技ありタイムリー！この回逆転に成功した☆「みんなが繋いでくれたので、自分も後ろの打者に繋ぐ気持ちで打席に向かいました。飯塚が頑張っていたので、逆転できてよかったです。まだまだ頑張ります」と、飯塚に嬉しいプレゼントを送る！

飯塚は4回も2死からフォアボールで走者を出すものの続く巨人8番・小林をファーストファウルフライに打ち取ると、5回は今日初めての三者凡退に仕留め勝ち投手の権利を得る！ 6回、2死を奪い巨人・岡本にヒットを許したところでマウンドを後に託した。飯塚は「変化球でカウントを整えることができず、全体的に苦しい投球となりました。序盤3イニングは先頭打者を出塁させてしまい、リズムに乗ることができませんでした。次回の登板では、イニングの先頭打者をしっかりと抑えられるように、今日の投球を見直して、しっかりと練習から取り組んでいきたいです」と、今日の投球を振り返った。

横浜DeNAは2番手にエスコバーを送る。しかしエスコバーが巨人・亀井に高めのストレートをとらえられてしまう…。打球は無情にもライトスタンドに飛び込む2ランホームラン…。逆転を許してしまった…。

何とか追いつき勝ち越したい横浜DeNA打線だったが、4回以降は巨人先発・山口俊からヒットを奪えず反撃の糸口を掴めない…。横浜DeNA投手陣も三上、須田、パットンが必死で踏ん張り1点差をキープする。9回にはショート大和の超ファインプレイも飛び出し、勝利を決して諦めない。横浜DeNA最終回の攻撃、1死から宮崎がフォアボールで出塁するも、後続が倒れゲームセット…。新潟のファンに勝利を届けることができなかった…。

明後日は本拠地・横浜スタジアムに戻っての巨人戦。今日の雪辱を晴らし、再び上昇気流に乗る！