試合速報

カード勝ち越しのためにも今日の試合をチーム一丸となり奪いに行く横浜DeNAベイスターズ！試合は横浜DeNA-濱口、オリックス-ディクソンの両先発の好投で投手戦となり1点が遠い展開に。その後、両チーム中継ぎ陣も失点を許さず無得点のまま延長戦に突入する。11回に横浜DeNAが2死3塁のチャンスを作ると神里のタイムリースリーベースで先制☆この虎の子の1点を守護神・山崎康が守り抜き接戦を制した☆

先発の濱口は1回、先頭の西村に左中間を破るツーベースを許すと大城に送りバントを決められ1死3塁と先制のピンチを招く。しかし、3番・ロメロを空振り三振に斬って取ると4番・吉田正は四球で歩かせたものの5番・中島をショートゴロに打ち取りピンチを脱出する！

一方の打線はオリックス先発のディクソンの前に3回まで出塁することができない。小川コーチは「ストレートに球威があり、ナックルカーブも低めに集められ隙のない投球をされている。リズムを崩すためにも、バントの構えなどで揺さぶりをかけていきたい。また打席に入る前に狙い球を絞り、コンパクトにスイングすることを心掛けてほしい。相手より先に点を奪い、試合を優位に進めていきたい」とディクソンを分析する。

1回のピンチを切り抜けた濱口は2回、2死から四球を与えるも後続を三振に仕留めると、3回は三者凡退に封じオリックス打線を寄せ付けない！「ツーアウトからの四球などはあるが、まずまずの状態だと思う。変化球を低めに集められ、持ち前の奥行きを使った投球ができている。先に得点を与えないことを徹底すること。安打、四球を許すことはあると思うが、常に頭の中を整理してから勝負していってほしい」と篠原コーチも期待を寄せる。

すると4回、1死から2番・桑原がレフト線へのヒット！桑原は積極的な走塁で2塁を陥れ1死2塁と先制のチャンスを迎える。しかし、3番・佐野がファーストゴロ、4番・宮崎が三振に倒れチャンスを活かすことができない…。

濱口は4回、先頭の吉田正に死球で出塁を許すも後続を断ち無失点。5回はこの試合2度目の三者凡退に抑える！6回は1死からロメロにヒットを浴びるも吉田正、中島を打ち取り無失点で切り抜けると7回は2死から四球で走者を出すも9番・若月をサードゴロに打ち取りこの回でマウンドをリリーフ陣に託す。7回を被安打2、奪三振7とほぼ完璧な投球を見せた濱口は「調子自体は普通でした。序盤は変化球が多かったので、途中からストレートを活かすために腕を振っていきました。また相手のディクソン選手が好投していたので、先に点を与えないよう意識して投げていました。無失点に抑えられることができて良かったです」と今日の投球を振り返った。

横浜DeNAは8回、2番手のパットンが2三振を含む三者凡退に仕留めると9回のマウンドには砂田を送り出す。砂田は1死から中島を死球で出塁させてしまうと、その後、送りバントと敬遠で2死1・2塁とサヨナラのピンチを背負う…。砂田はこの場面で小田をスライダーで空振り三振に仕留め、試合は延長戦へ！

直後の10回、横浜DeNAはオリックス4番手・吉田一から中川大が四球で出塁すると代走に柴田を送り出す。柴田は続く山下の打席で牽制に飛び出してしまうも2塁を陥れ盗塁成功!!2死2塁のチャンス！何とか1点をもぎ取りたい横浜DeNAだったが山下はセカンドゴロに倒れてしまいオリックス投手陣からこの回も得点できない…。

その裏、4番手の三嶋が1死2塁のピンチを無失点で切り抜けると11回、先頭の大和がオリックス・近藤から粘って四球を選び出塁！続く関根はきっちり送りバントを決めて走者を得点圏に進める。2死後、神里がストレートをとらえた!!!打球は右中間を深々と破るタイムリースリーベース!!!ついに横浜DeNAが得点を挙げた☆11回のマウンドには守護神・山崎康！山崎康は吉田正をセンターフライに打ち取ると代打・T-岡田を得意のツーシームで空振り三振に仕留める!!最後は安達をセカンドゴロに仕留めて試合終了。ルーキー・神里の一打で息詰まる投手戦にピリオドを打ち延長戦を制した☆

明日の予告先発は今永。前回登板では6回2失点の投球で今シーズン初白星を挙げている。明日の試合でも安定した投球を披露し、カード勝ち越しを狙う！
VICTORY！