試合速報

雨で2試合が流れ、今カード初となった阪神との一戦。試合は先発の井納が走者を出しながらも6回途中無失点と力投する！打線は3回に相手のエラーを誘い先制点を奪うと、横浜DeNA中継ぎ陣が阪神打線を抑え完封リレーで勝利を収めた☆

先発のマウンドに上がったのは5月22日以来の一軍登板となった井納。その立ち上がり、2死から3番・福留にヒットを許すも落ち着いて後続の陽川をサードゴロに打ち取る！2回はヒットと四球などで2死2・3塁のピンチを招くも、9番・岩貞を空振り三振に斬って取り先制は許さない！

すると直後の3回、横浜DeNA打線が阪神先発・岩貞を捕らえる！1死から桑原が右中間を破るツーベースヒットで出塁すると、2死後、宮崎の放った打球がショートのエラーを誘いこの間に桑原が生還！横浜DeNAが先制に成功する！さらに筒香がヒット、ソトが四球を選び満塁のチャンスを作る！しかしここは後続が倒れ追加点は奪えない。

井納はその裏、1番から始まる好打順を三者凡退に仕留める！序盤を無失点に抑え、篠原コーチは「立ち上がり3イニングは、井納の長所でもあるテンポの良さを感じる。ただし、決して投げ急ぐことのないように、打者の反応を見ながら捕手としっかり話をして進めていくこと。中途半端になることなく、投げるボールの意図を明確にしてから投球していってほしい」と、ここまでを分析する。

4回も三者凡退に抑え、5回は2死3塁のピンチを切り抜けた井納は6回、この回先頭の北條にヒットを許すと、3番・福留を空振り三振、4番・陽川をレフトフライに仕留め2死まで漕ぎ着ける。しかし続くナバーロに四球を与え、ここでマウンドを後に託す。井納は「結果的に無失点で抑えられたことはよかったと思います。攻める気持ちを常に忘れず、ファームで取り組んできたことを出すことができました。ただし、不要な四球を多く出してしまったことは反省点です。四球は大量失点に繋がる原因になるので、見直す必要があります。久しぶりの一軍での先発登板でしたが、落ち着いてマウンドに上がることができました。嶺井のリードにも助けられました」と、今日の投球を振り返った。
このピンチにベンチは砂田を送る。砂田は6番・中谷に、外角のスライダーで見逃し三振を奪いピンチを脱出！得点を許さない！

1点を守る横浜DeNAは7回に三上を送る。しかし、先頭の鳥谷にピッチャー強襲の内野安打を許すなどで1死2塁とされてしまう…。この場面で代打・伊藤隼を空振り三振に斬って取ると、続く糸原に四球を与えるも、植田をレフトフライに打ち取りこの回も無失点！8回はパットンが圧巻のピッチングでクリーンナップを三者凡退に抑えバトンを託す！

9回、マウンドに上がるのは守護神・山崎康！山崎康は1死から鳥谷にヒットを許し、続く梅野に四球を与えサヨナラの走者を出すも、伊藤隼、糸原を連続三振に斬って取り試合終了！接戦をものにした☆

明日からは本拠地・横浜スタジアムでの中日3連戦。オールスター前最後の本拠地開催で勝ち越しを狙い、後半戦に弾みをつける！
VICTORY！