試合速報

ナゴヤドームでのカード初戦を落としてしまった横浜DeNAベイスターズ。今日を勝利し今カードの対戦成績をイーブンに戻したい！試合は先発の濱口が6回3失点8奪三振と力投！ところが打線が中盤の6回に1点を返すのみで中日投手陣を最後まで捕らえられず惜敗を喫してしまった…。

先発のマウンドに上がるのは前回、自身初完封を飾った濱口！しかし今日は初回から中日打線に捕まってしまう…。先頭の平田に初球、高めに浮いたストレートを弾き返されフェンス直撃のツーベースを許すと、続く京田に送りバントを決められ1死3塁といきなり先制のピンチを招いてしまう…。なんとか凌ぎたい濱口だったが、3番・大島に甘くなったストレートをとらえられレフトへの先制タイムリーを浴びてしまった…。それでも後続のビシエド、福田を連続三振に斬って取り最少失点に抑える！

反撃したい横浜DeNA打線は直後の2回、1死から宮崎が中日先発・山井の投じた3球目のストレートをとらえ、左中間を破るツーベースヒットでチャンスを作る！しかし後続が倒れ得点には至らない…。

初回こそ点を失った濱口だったが2回からギアを上げる！6番・高橋、7番・阿部を内野ゴロに打ち取ると、8番・大野奨を空振り三振に仕留め三者凡退！さらに3回、9番・山井、1番・平田を連続三振と前の回から3者連続三振！この回も三者凡退に斬って取り試合の流れを渡さない！三浦コーチは「初回に1点は失ってしまったが、その後は落ち着いて投げることができている。調子自体は悪くないと思うので、チェンジアップを有効に使い、粘り強く、大胆に攻めていってほしい」と、さらなる好投を期待する！

4回も三者凡退に仕留めた濱口だったが5回、再び中日打線に捕まってしまう…。この回先頭の高橋をピッチャー強襲の内野安打で出塁させてしまうと、続く7番・阿部に甘くなった変化球をとらえられてしまった…。センターへのタイムリーツーベースで追加点を許してしまう…。さらに1死後、9番・山井にヒットを許し1・3塁とされると、1番・平田に犠牲フライを放たれ0-3と3点差に…。

ここまで中日先発・山井に3安打と苦しめられていた横浜DeNA打線だったが6回、ついに反撃を開始する！先頭の神里がヒットで出塁するなどで2死1・2塁のチャンスを作ると、5番・宮崎が低めのカーブをセンター前に運び、俊足・神里がホーム生還！1点を返し山井をマウンドから降ろす！宮崎は「ツーアウトだったので、なんとか次の打者に繋ごうと思い打席に向かいました。引き続き頑張ります」と、気を緩めない！

濱口は6回、福田、高橋を連続三振、阿部をライトフライに打ち取りこの回三者凡退！ここでマウンドを後に託す。「調子は良かったです。ストレートの力強さもあり、変化球も効果的に使えたと思います。ただし結果的に失点に繋がった、5回の山井選手に安打を許した場面は反省する必要があります。反省するところはしっかりと反省し、コンディション調整を含め、次回登板に向けていい準備をしたいと思います」と、濱口は今日の投球内容を振り返った。

7回のマウンドに上がったのは国吉。国吉は1死から代打・アルモンテにライトへのツーベースヒットを許すも1番・平田をショートゴロ、2番・京田には内角のストレートをズバッと決めて見逃し三振を奪いこの回を無失点！8回は三嶋が、エラーとヒットなどで2死1・3塁のピンチを招くも、7番・阿部から空振り三振を奪い2点差のまま味方の逆転を信じて最終回に突入！9回、1死から途中出場の佐野がセンターへのヒットで出塁する！しかし後続が倒れ反撃もここまで。連敗となってしまった…。

明後日からは敵地・マツダスタジアムに乗り込んでの広島3連戦。前回同様カード勝ち越しを取りに全力を挙げる！