試合速報

昨日の勝利で最下位を脱出した横浜DeNAベイスターズ。今日からはホーム・横浜スタジアムで東京ヤクルト3連戦。試合は1回にソトのソロホームランで横浜DeNAが先制すると、先発の今永は7回を無失点！その裏に2点を追加すると、このリードをリリーフ陣が守り切り3-2で勝利！接戦をものにし、3連勝を飾った☆

ここまで5月は11勝11敗。月間勝ち越しをかけた今日の一戦。先発の今永は1回を三者凡退に仕留め好スタートを切ると、その裏、2死から3番・ソトが東京ヤクルト先発・ブキャナンのチェンジアップをとらえた！打球はライトスタンド一直線！ソトの第15号ソロホームランで横浜DeNAが幸先良く先制点を挙げる！ソトは「打ったのはチェンジアップだと思います。感触もすごく良かったし、しっかりととらえることができました。今永を援護できて嬉しいです」と笑顔で先制のホームランを振り返った。

援護をもらった今永は2回表、村上を見逃し三振に斬って取ると、バレンティン、大引はショートゴロ！3回表は先頭の中村に四球を与えるも、廣岡、ブキャナンから連続三振を奪うなど後続を断ちこの回も無失点！快投乱麻のピッチングで3回まで東京ヤクルト打線にヒットを許さない！このピッチングに三浦コーチも「ブルペンから調子はよく、試合にもそのままの状態で入ることができている。自分のピッチングをすることだけを心掛けてほしい」と期待をかける。

4回表、今永は2番・青木をショートゴロに打ち取ると、山田哲、村上を連続三振！東京ヤクルトの上位打線を寄せ付けない！続く5回表、今永は先頭のバレンティンにこの試合初となるヒットを浴び、無死から走者を背負う。しかし、後続を落ち着いて仕留め、この回もスコアボードに0を並べる！ところが6回表、この回もブキャナンを見逃し三振、荒木をピッチャーゴロに打ち取り危なげなく2死を奪った今永だったが、青木にレフトへの打球を放たれると、筒香が懸命に捕球を試みるもわずかに届かず…。ボールが転々としている間に青木は2塁に到達…。得点圏に走者を置くと、山田哲には四球を与え1・2塁のピンチを迎える。それでも村上をセンターフライ！ピンチを無失点で切り抜ける!!!

7回表も続投するとバレンティン、大引を連続三振!!この三振で今永はこの試合2桁奪三振!!その後、中村のツーベースと敬遠で1・2塁のピンチを招くも、最後は代打・雄平を空振り三振！7回を投げ毎回奪三振を含む11奪三振と堂々たるピッチングで無失点！「ブルペンから調子はよかったです。試合でも調子を維持したまま投球することができました。イニングを追う毎に打者の手元で変化させることができたので、三振数も増えたと思います。次回登板では、試合の後半ほどランナーを出さずに三者凡退のイニングを作りたいです」と充実のコメント。

7回裏、横浜DeNAが待望の追加点を奪う！東京ヤクルト2番手のマクガフから先頭の筒香が内野安打を放ち出塁！その後2死2塁とすると、柴田が変化球を叩いた！打球は右中間を真っ二つに割るタイムリースリーベース!!!柴田の一打で2-0。さらに伊藤光が左中間へのタイムリーツーベースを放ち3-0!!欲しい欲しい追加点を挙げ、試合の流れをがっちりと握る！

このまま試合を締めたい横浜DeNAは8回表、エスコバーを送り出す。エスコバーは荒木をライトフライに打ち取るも青木にヒットを許すと3番手・パットンにスイッチ。しかし、パットンは山田哲にヒットを許すなどで2死2・3塁のピンチを背負うと、バレンティンの打球はファースト・ロペスのグラブをかすめて一塁線を抜けてしまった…。2者生還で3-2と1点差に追い上げられてしまう…。それでも9回表の東京ヤクルトの攻撃は、守護神・山崎康が三者凡退に斬って取り試合終了。エースの好投が流れを呼び込みカード初戦を白星で飾った☆

明日の予告先発は上茶谷。2連勝と好調の上茶谷の好投がチームに4連勝をもたらす！
VICTORY!!!