試合速報

連敗を脱出し上昇気流に乗りたい横浜DeNAベイスターズ。今日の試合は中盤までシーソーゲーム。初回にロペスと佐野の連続ホームランで2点を先制！2回には高城にも今シーズン第1号が飛び出し追加点を奪うも、先発の濱口が同点に追いつかれてしまう。4回に大和の2点タイムリーで勝ち越すも、5回、6回と失点してしまい試合を振り出しに戻されてしまう。その後は横浜DeNAのリリーフ陣が踏ん張るも、両者譲らず試合終了。今シーズン初の引き分けとなってしまった。

初回、先発の濱口は2つの四球を与えるなどで2死1・3塁のピンチを招くも、5番・荒木をショートゴロに打ち取り無失点で切り抜ける！

その裏、横浜DeNA打線が東京ヤクルト先発・イノーアを捕らえる！2死から3番・ロペスが高めに浮いたツーシームを振り抜いた！打球はレフトスタンドに突き刺さる先制ソロホームラン！ロペスは「1打席目から本塁打を打つことができうれしいです。追い込まれていましたが、ボールが見えていたので、しっかりとらえられました。ここ数試合結果が出ていたので、自信を持って打席に入ることができました」とコメント！さらに続く佐野にもついに一発が出る！低めの変化球をとらえた大きな打球は右中間スタンドに吸い込まれるソロホームラン!!佐野は「打ったのはチェンジアップです。やっと本塁打を打つことができ、正直ホッとしています。追い込まれていましたが、自分のスイングができました。次の打席もがんばります！」と、今シーズンの第1号を振り返った！

援護点を貰った濱口だったが2回、連打を許すなどで1死2・3塁とされると、イノーアをショートゴロに打ち取るも3塁走者が生還し2-1と1点差に詰め寄られてしまう…。

リードを広げたい横浜DeNAは2回裏、1死から高城が真ん中のストレートをとらえた！打球はライトスタンドに届くソロホームラン！女房役の一発でリードを2点に広げる！高城は「打ったのはストレートです。来たボールに対して素直にバットを出すことができました。濱口をしっかりリードできるよう、守備のほうも頑張ります！」と、気を緩めない表情でコメント！

しかし直後の3回、濱口は四球とヒットで無死1・2塁と得点圏に走者を背負うと、村上にライトへのタイムリーを許し3-2…。続く荒木にはレフトへの犠牲フライを放たれ3-3の同点に追いつかれてしまう…。

勝ち越したい横浜DeNAは4回、先頭の宮崎がレフトへのヒットで出塁すると、柴田が高めの変化球に合わせてセンターへのツーベースヒットを放ち2・3塁とチャンスを作る！このチャンスに大和が詰まりながらも打球をレフト前に運び2者が生還！5-3とリードを奪う！

再び勝ち越した横浜DeNAだったが濱口が踏ん張れない。5回に村上に一発を浴び5-4とされると、6回に2死1・2塁の場面で坂口にスライダーをセンター前に運ばれてしまい2塁走者が生還…。試合を振り出しに戻されてしまう…。

7回、横浜DeNAは2番手にエスコバーを送る。青木をセカンドゴロ、村上をライトフライに打ち取ると荒木もライトフライに仕留め三者凡退の好リリーフ！8回はパットンが東京ヤクルト・エスコバーをライトフライ、古賀、代打・雄平からは連続三振を奪いこの回も3人でピシャリと抑える！

9回のマウンドに上がるのは山崎康！ところが味方のエラーと2つの四球などで1死満塁と絶体絶命のピンチを招いてしまう…。それでも主砲・村上から空振り三振を奪うと、続く荒木をショートゴロに打ち取りピンチを脱出する！

その裏の攻撃でも得点は奪えず試合は延長戦へ突入。10回表は三嶋が登板。先頭のエスコバー、西浦を連続三振に斬って取ると、井野をショートゴロに仕留め横浜DeNAの負けがなくなる！

サヨナラ勝ちを目指す横浜DeNAだったが、東京ヤクルト・石山を攻略できず5-5のまま試合終了…。今シーズン初の引き分けとなった。

明日の予告先発は大貫。7月14日の中日戦では見事な投球で勝利を挙げている。明日も好投でチームを勝利に導く！