試合速報

今日からマツダスタジアムでの広島4連戦。初戦は、3回に横浜DeNAがソトと嶺井のタイムリーなどで5点を先制するも、4回に先発の井納が捕まり試合を振り出しに戻されてしまう。その後は両者点を取り合い、互いに譲らず延長10回、12-12の引き分けで試合終了。勝利を手にすることはできなかった。

先発のマウンドに上がるのは広島戦連勝の井納。先頭のピレラをショートゴロに仕留め、菊池涼にツーベースヒットを許すも、堂林をライトフライ、鈴木誠を見逃しの三振に斬って取る！2回裏は、松山をセカンドゴロ、坂倉をサードゴロ、長野をセンターフライで三者凡退に仕留める好投を見せる！木塚コーチは、「リリースに強さを感じコースにも投げ切れていると思う。テンポ良く投げられているがメリハリをつけること。引き続き我慢強く投げていってほしい」と井納の投球を分析。

井納を援護したい打線は、3回表、広島先発・森下を捕らえる！倉本、梶谷、細川の連打で満塁のチャンスを作り、続くソトがストレートをとらえた！打球は走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり3点を先制する！ さらに2死後、柴田が1・2塁間への内野安打で出塁すると、ファースト・松山が捕球ミスをしその間に2塁走者・ソトが生還！追加点を奪うと、嶺井もライトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、この回5点の猛攻を見せる！タイムリーヒットを放った嶺井は、「追い込まれていましたが、上手く前でひろうことができました。井納さんを援護できよかったですが、守備のほうも頑張ります！」と、この打席を振り返った！

援護を貰った井納だったが、4回裏、先頭の鈴木誠にライトへのヒットを許すと、松山に落ちる変化球を上手くセンターへ運ばれタイムリーツーベースで1点を失う…。さらに坂倉にもライトへのヒットを打たれ1・3塁のピンチを招くと、1死後、田中広にセカンドへのゴロを打たせ併殺を狙うも1塁がセーフとなり、その間に3塁走者・松山が生還し3点差に詰められる…ここで止めたい井納だったが、代打で出場の大盛に初球をとらえたれツーベースヒットを許すと、続くピレラに2点タイムリーとなるツーベースヒット…。菊池涼にもセンターへのタイムリーヒットを浴び同点に追いつかれてしまう…。

何とか勝ち越したい横浜DeNA打線は、5回表、先頭打者のソトが広島の3番手・菊池保の甘くなった変化球をとらえた！打球はバックスクリーンに飛び込む勝ち越しソロホームラン！ソトは「すごくいい感触で仕留めることができました。集中して自分のポイントまで呼び込んで、自分のスイングを心掛けました。今日の試合、すごく大事になので必ず勝ちたいです！」と、 勝ち越しの一発を振り返った！さらにこの回、宮崎がセンターへのツーベースヒット、嶺井が3塁線への内野安打、代打で入った乙坂が四球を選ぶなど2死満塁のチャンス！このチャンスを活かしたい倉本が落ちる変化球をとらえセンターへの2点タイムリーヒットを放ち8-5とリードを拡げる！

その裏、横浜DeNAは3番手・平田をマウンドに送る。この回先頭の鈴木誠をセカンドライナーに打ち取り、続く松山をセンターフライ、坂倉を空振り三振に抑え三者凡退に斬って取る！6回裏には、1死から田中広に四球を与えるも、代打・メヒアをショートゴロ、ピレラを空振り三振に仕留め後に繋ぐ！

7回表、代打・神里がショートへの内野安打を放つと倉本が初球をとらえレフトへのツーベースヒットで無死2・3塁とチャンスを作る！ ここで1番・梶谷がライトへの犠牲フライを放ち9-5とリードは4点差に！

7回裏のマウンドに上がるのは4番手の山崎康。ところが菊池涼にライトへのツーベースヒットを許すと1死後、鈴木誠に四球を与え1・2塁とされてしまう…。続く松山にタイムリーを浴び9-6と3点差に詰められる…。この後も坂倉を四球で歩かせ満塁のピンチを背負うと長野にライトの頭上を超える2点タイムリーツーベースヒットを許し点差は1点差に…。

それでも直後の8回表、広島の6番手・島内から、佐野がセンター前ヒット、宮崎のツーベースヒット、柴田が四球を選びこの試合2回目の満塁のチャンス！2死後、倉本が押し出し四球で1点を追加し、梶谷はセンターへの2点タイムリーツーベースヒットを放ち12-8と点差を拡げる！

しかし投手陣が踏ん張れない…。8回裏のマウンドに上がった石田が、1死からピレラを四球で歩かせ、菊池涼にレフトへのヒットを打たれて1・3塁とされると、続く堂林にもレフトへのタイムリーヒットを許し12-9とされてしまう…。さらに鈴木誠に四球を与えてしまい、満塁のピンチ…。ここで石田を諦め、三嶋をマウンドへ。松山にライトへの犠牲フライを放たれ1点を失ってしまうも次の坂倉をセカンドゴロに仕留めこれ以上の失点は与えない！

逃げ切りたい横浜DeNAだったが、9回裏、三嶋が捕まってしまう…。四球とヒットなどで2死2・3塁のピンチを招くと、菊池涼にライトへの同点となるタイムリーヒットを許してしまった…。土壇場で追いつかれ試合は延長戦へ。

10回の攻撃で得点を奪えなかった横浜DeNAはその裏、エスコバーがマウンドに上がり、4番・鈴木誠をショートフライ、5番・松山をセンターフライ、代打・三好を四球で歩かせるも、7番・長野をライトフライで仕留め試合終了。勝ち越しは許さず敵地で引き分けとなった。

明日の予告先発は大貫。ここ2試合は勝ち星を挙げることはできていない。明日は今シーズン初の広島戦となるが、敵地で勝利を収めるため全力投球を誓う！