試合速報

今日から毎年恒例の一大イベント『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2020 Supported by 横浜銀行』！本拠地・横浜スタジアムで阪神を迎えての3連戦。初回、先発の坂本が、大山に満塁ホームランを浴び4点を献上してしまう…。その後、3回、5回にもホームランを浴び0-7と差を広げられてしまう…。しかし、6回、DeNA打線に火がつく！ソトのタイムリーツーベースで得点すると、佐野の3ランホームラン、中井、大和のタイムリーヒットなど、打者一巡の猛攻で7-7と同点に追いつく!! この後試合は膠着状態となり引き分けに終わったが、劣勢の7点差を追いついた！

先発は、前回、中日戦で登板し、6回無失点で勝ち星を挙げたルーキー・坂本！2カ月半ぶりに一軍マウンドに上がる！注目の初回、近本、糸原に連続ヒットを浴び、その後1死を奪うがサンズに四球を与え満塁のピンチを迎える…。続く5番・大山に高めに浮いたストレートをとらえられ、ライトスタンドへ満塁ホームランを浴びてしまう…。2回は、木浪、ガルシアを連続三振に斬って取ると、近本を外角のスライダーでセンターフライに仕留め、三者凡退でこの回を締める！木塚コーチは、「初回は全体的にボールが高かったと思う。しっかり風を頭に入れ、とにかく低めにボールを集め、粘りの投球を心掛けてほしい」と、ここまでの投球を分析。

3回、坂本は2死を奪ってからサンズにレフトへのヒットを許すと、大山に2打席連続となる2ランホームランを浴び、0-6としてしまう…。その後、ヒットと四球で満塁とするも、ガルシアを空振り三振に斬って取りピンチを切り抜ける！

先発・坂本を援護したい横浜DeNAだが、相手先発のガルシアをとらえることができない…。坪井コーチは、「テンポ良く投げてきているように見える。構え遅れしないよう打席を外すなど、相手のテンポにならない工夫をすること。また、強引にならずインサイドアウトにバットを出し、逆方向に打ち返すイメージでいってほしい。点差はあるがコツコツ点を奪い、まずは同点に追いつきたい」と、ガルシア攻略のアドバイスを送る。

4回、坂本は近本、糸原をセンターフライに仕留めると、中谷を外角の落ちる球でショートゴロに打ち取り三者凡退に斬って取る!!5回は、先頭のサンズに高めのストレートをライトスタンドへ運ばれ0-7と差を広げられる…。

6回、ベンチはマウンドに山崎康を送る。木浪を内角低めのストレートで空振り三振、ガルシアを見逃し三振に斬って取ると、近本を外角のツーシームでファーストゴロに打ち取り三者凡退に仕留めチームに勢いを付ける！

その裏、DeNA打線が爆発する!!先頭の梶谷、大和が四球で出塁すると、ソトがレフト線へのツーベースを放ち1点を返すと、4番・佐野が初球、甘く入った変化球を見逃さず完璧にとらえてライトスタンドに突き刺さる3ランホームランを放ち4-7と点差を詰める！まだまだ打線は止まらない!!宮崎、倉本の連続ヒットなどで1死2・3塁とすると、代打・中井が内角のストレートをライト線へ運び1点を返す！直後、代打・神里が死球を受け満塁とすると、梶谷に投じた球を、キャッチャー・坂本が後逸し、その間に3塁走者・倉本が生還！6-7と1点差まで詰め寄ると、大和が高めのストレートをセンターへ弾き返し、同点に追いつく!!

7回、山崎康に代わり国吉がマウンドに上がる。糸原をファーストゴロ、中谷をライトフライに打ち取ると、サンズを四球で出塁させてしまうが、大山を外角の変化球でショートフライに仕留める！8回は、石田をマウンドへ送る。先頭のボーアにセンター前ヒットを許し、坂本に送りバントを決められ1死2塁とピンチを迎えるも、木浪から低めのストレートで見逃し三振を奪う！ここで、パットンとスイッチ。代打・糸井を内角のストレートでサードファウルフライに打ち取り、0点で抑え完璧な継投を見せる！

9回のマウンドには三嶋が上がる。近本に四球を与えるが、糸原の送りバントを阻止し、代打・福留を高めのつり球で空振り三振に斬って取る！サンズには152km/hのストレートで差し込みセンターフライに打ち取り試合は延長へ！

10回、三嶋が大山をレフトフライに打ち取ると、ベンチはマウンドへエスコバーを送る。代打・上本から156km/hの速球で空振り三振を奪うと、坂本に初球をとらえられレフトへのヒットを許すが、梅野をショートゴロに打ち取り横浜DeNAの負けは無くなる！

サヨナラ勝ちを決めたい横浜DeNAだったが、宮崎がサードゴロ、倉本は高めのボール球につられ空振り三振を喫し、代打・乙坂はセカンドゴロに倒れ試合終了…。7点差を必死の猛攻で追いつくも、逆転とはならなかった。

明日の先発は上茶谷！前回の巨人戦では6回2失点と好投するも勝敗は付かなかった。今シーズン、自身初勝利を挙げるため全力投球を誓う！