試合速報

今日から沖縄セルラースタジアム那覇で巨人との2連戦。新型コロナウイルスのため、チーム編成が一変した今日の試合は、投手陣が巨人打線に掴まり、4回までに10点を失ってしまう…。追いかける横浜DeNA打線は、3回に梶原がプロ初ヒット初ホームランを放つと、5回には佐野のタイムリーで3点を返す！9回にはソトのタイムリーで反撃を見せるも、結果4-10と敗戦を喫した…。

先発のマウンドを託されたのはロメロ。初回、先頭・吉川にヒットを許すと、1死後、ポランコにもヒットを許し1・2塁のピンチを迎える…。先制点は与えたくないロメロだったが、続く坂本の打球をショート・大和が後逸し先制点を献上してしまう…。それでも、後続がしっかり抑え追加点は許さない！2回は、2死から味方のエラーと自身の暴投で走者を2塁に背負うと、吉川にタイムリーを浴び0-2…。

それでも3回、ルーキー・梶原のバットが火を吹く！先頭・山本がヒットを放つと、ロメロが送りバントを決め1死2塁と得点圏に走者を進める！すると続く梶原が巨人先発・戸郷のストレートをとらえた!!空高く舞い上がった打球はセンターバックスクリーンに飛び込む同点2ラン！2-2とゲームを振り出しに戻す！プロ初ヒット初ホームランを放った梶原は、「エラー絡みでの点の取られ方だったが最少失点で切り抜け、そのなかで祐大(山本選手)さんが出塁し、ロメロがしっかり送って、自分は最低限の仕事をしようと打席に向かいました。石井コーチの後押しのおかげでストレートに絞ってとらえることができました。おごらず次の打席も必死に頑張ります！」と、コメント。

ところがその裏、巨人打線がロメロに襲い掛かる…。1死から坂本にヒットを許すと、続く丸に内角のカットボールをライトスタンドに運ばれ2-4…。巨人打線の勢いは止まらず、中島に死球、ウォーカーにヒットを許すと、大城に進塁打を打たれ2死2・.3塁のピンチ…。続く戸郷にはセンターへの2点タイムリーを浴び2-6と勝ち越しを許してしまう…。

4回は入江にスイッチ。流れを断ち切りたい入江だったが先頭・ポランコ、坂本に連打を許すと、1死後、中島、ウォーカー、大城に連続タイムリーを浴び、一挙4点を失ってしまう…。しかし5回、粘りを見せたい横浜DeNA打線は、1死から梶原、関根の連打で1・2塁のチャンスを作ると、続く佐野がライトへのタイムリーを放ち1点を返す！

その裏、ベンチはマウンドに池谷を送る。先頭・吉川を振り逃げで出塁させると、続く若林に四球を与え、無死1・2塁のピンチを迎える…。それでも、ポランコをサードファウルフライに打ち取ると、盗塁を仕掛けた2塁走者・吉川をキャッチャー・益子が矢のような送球で阻止！坂本は見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜ける!!

6回はクリスキーがマウンドに上がる。丸、中島をフライアウトに仕留めると、ウォーカーから空振り三振を奪い、一軍初登板で三者凡退の好投を見せる！7回は、2死から吉川に四球、若林にヒットを許すも、ポランコをファーストゴロに打ち取り、好投を続ける！

8回のマウンドは田中健に託す。先頭・中田を空振り三振に斬って取ると、立岡をショートライナーに仕留め2死を奪う！続く廣岡にヒットを許すも、ウォーカーをサードゴロに打ち取り最終回の攻撃に望みを繋ぐ！

最終回、横浜DeNA打線は、先頭の代打・嶺井、梶原が連打を放ち、無死1・2塁のチャンス！2死後、ソトがセンターへのタイムリーを放ち、4-10！しかし、反撃もここまで…。巨人3番手・平内をこれ以上打ち崩すことができず試合終了…。投打が噛み合わず悔しい敗戦を喫した…。

明日の予告先発は東。3月25日の登板では、5回自責点2と力投を見せるも敗戦を喫した…。明日は開幕投手を務めた左腕が腕を振るい勝利を掴む!!