試合速報

昨日は打線が振るわず完封負けを喫してしまった横浜DeNAベイスターズ。今日は1回に牧のタイムリーヒットで2点を先制するも、細川に1回、6回とソロホームランを許し2-2の同点のまま終盤戦へ。7回、8回、9回と得点圏に走者を進めるも得点できずにいると、最後は2死2塁からの村松の内野安打で2塁走者が生還…。痛恨のサヨナラ負けを喫してしまった…。

1回表、横浜DeNAが中日先発・松葉の立ち上がりを捕らえる！先頭の佐野が四球で出塁すると、続く関根はレフトへのヒットを放ち1・2塁のチャンスを迎える！3番・宮崎は右打ちのチームバッティングで進塁打を放ち1死2・3塁とすると、4番・牧が松葉の初球をとらえた！外角のチェンジアップを弾き返した打球は二遊間を破りセンターへ！2者生還で幸先良く2点を先制する!!牧は、「打ったのはチェンジアップだと思います。ザキさん(宮崎さん)がチャンスメイクしてくれたので、なんとか打ちたかったです！先制点を挙げることができ良かったです」と喜びのコメント。

横浜DeNAの先発は5月16日以来の一軍登板となるバウアー。そのバウアーは岡林をピッチャーゴロ、福永をショートゴロに打ち取り、危なげなく2死を奪う！ところが3番・細川への5球目、カットボールが甘く入ってしまった…。とらえられた打球はレフトスタンドへのソロホームラン…。1点を返されてしまう。それでも石川昂を外角152km/hのストレートで見逃し三振に斬ると、2回裏はビシエドをセカンドフライ、大島をピッチャーゴロ、木下をセンターフライに仕留め三者凡退！3回裏は龍空、松葉から連続三振を奪うと、岡林はセカンドゴロ！この回も三者凡退に仕留める！齋藤コーチは「状態としては良いと思うしここまでも悪くないと思う。光(伊藤)とコミュニケーションを取り、自分の良い所を存分に出していってほしい」とここまでのバウアーを評する。
4回裏、バウアーは1死から細川をヒットで出塁させると、2死後、ビシエドにもヒットを浴び1・2塁のピンチ…。踏ん張りたいバウアーは大島をファーストゴロに打ち取り、無失点で切り抜ける！5回裏は2死から代打・鵜飼にヒットを許すも岡林をセカンドゴロ！この回も無失点に封じる！しかし6回裏、細川に再び一発を浴びてしまった…。甘く入ったスライダーを弾き返されると、打球はライトスタンド最前列へ…。2-2と試合を振り出しに戻されてしまう…。さらに2死後、ビシエド、大島の連続内野安打で1・2塁と負け越しのピンチを迎える…。このピンチでバウアーは木下に対し160km/hに迫るストレートを連発。最後は159km/hのストレートで押し切り、レフトフライ！中日にリードを許さない！バウアーはここで降板。リリーフ陣にあとを託す。

再び試合をリードしたい打線は7回表、2死から中日3番手・勝野から桑原、伊藤が連続ヒットを放つと京田は四球を選び満塁のチャンス！しかし、代打・オースティンは代わった福に空振り三振…。8回表は祖父江に対し、2死から宮崎が四球、牧がヒットを放ち1・3塁のチャンスを作るも、ソトが空振り三振…。9回も先頭の桑原が中日・6番手マルティネスからヒットを放つなど1死2塁のチャンスを作るも後続がチャンスを活かせず、チャンスを得点に結びつけることができない…。

7回裏はウェンデルケン、8回裏は伊勢でしのいできた横浜DeNAは9回裏、三嶋をマウンドに送り出す。三嶋は先頭の大島をヒットで出塁させてしまうと木下の送りバントで1死2塁とサヨナラのピンチ…。8番・龍空はピッチャーゴロに仕留め2死まで漕ぎつける！ピンチを切り抜け、延長戦に持ち込みたい横浜DeNA。ここで村松の鋭い打球をファースト・ソトが好捕するも1塁はわずかにセーフ…。さらにこの打球で代走の2塁走者・伊藤が一気にホームへ…。タッチはわずかに間に合わず、2-3と逆転のサヨナラ負け…。終盤のチャンスにあと1本が出ず、連敗を止めることはできなかった…。

明日の予告先発は大貫。4月29日以来、約1か月ぶりとなる一軍のマウンドで躍動し、チームを勝利に導いてみせる！