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2019年11月10日(日)

来季はリーグ優勝を

選手らの施設慰問も ベイスターズ歓迎パーティー


歓迎会の最後に元ちとせさん(左)らと
六調を踊る横浜DeNAベイスターズの
アレックス・ラミレス監督(中央)
8日、奄美市名瀬

寮生たちのサインの求めに応じる(右から)
伊藤、楠本、宮本3選手=9日、白百合の寮

奄美市で秋季キャンプ中のプロ野球「横浜DeNAベイスターズ」の歓迎パーティーが8日夜、同市名瀬の集宴会施設であった。ベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅奄美市長)や学童野球チームと球団関係者が交流。協力会は奄美キャンプ10年目の感謝とセ・リーグ2位の健闘をたたえ、キャンプの成功とチームのさらなる活躍を祈念した。

歓迎会には約150人が参加。球団からは三原一晃代表とラミレス監督、選手ら20人が出席した。

朝山会長はあいさつで「10年目という節目を迎え、今回も奄美をキャンプ地に選んでいただきスタッフ、選手の皆さんに感謝したい。奄美の地からリーグ優勝。そして日本一を」と激励。ラミレス監督は「来年はさらなる挑戦の年。素晴らしい選手たちが育ちつつある。皆さんの期待に応えたい」と来季に向けて抱負を語った。奄美市は奄美産クロマグロ約30㌔、県から鹿児島黒牛約30キロをそれぞれ贈りチームを激励。松山三枝子さん、且琴音さん、萩原かほさんが祝い唄の「朝花節」を披露。余興では島唄漫談ユニットのサーモン&ガーリックとスペシャルゲストに歌手の元ちとせさんも登場。最後は来場者全員で六調を踊ってしめくくった。

9日は毎年恒例の施設訪問があり、楠本泰史外野手(24)、伊藤裕季也内野手(23)、宮本秀明外野手(同)の若手3選手が同市内の児童養護施設・カリタスの園「白百合の寮」(中尾久美子施設長)を訪れた。

3選手は約1時間、質問コーナー、サイン会、キャッチボールなどで約40人の寮生たちと触れ合いを楽しんだ。寮生の男子(11)は「3選手とも体が大きくて格好よかった。伊藤選手と宮本選手のキャッチボールは速くて迫力があり、ボールが軽く感じられた。また来年会いたい」と笑顔で感想を述べた。
(11月10日付 南海日日新聞社)

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