前のページに戻る

2019年11月10日(日)

ベイスターズが野球教室

小中学生144人参加
選手と中学生のミニゲームも


中学生にバッティングを指導する百瀬内野手(左)
=9日、名瀬運動公園市民球場

奄美市で秋季キャンプを行っているプロ野球の横浜DeNAベイスターズは9日、名瀬運動公園で野球教室を開いた。奄美大島の小中学生144人が参加してプロ野球選手から直接指導を受け、ミニゲームで交流も深めた。

野球教室は奄美キャンプの恒例行事。球団から選手16人が参加した。昨年に続いて全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)に出場した3年生10人を対象に硬球を使った教室もあった。

市民球場で中学生を指導した百瀬大騎内野手は「バッティングでは足をしっかり踏み込んで、バッドをしならせて打つイメージを持つ」などとアドバイス。後半は中学生と選手たちがミニゲームを行い、生徒たちの元気いっぱいのプレーに選手たちも目を細めていた。教室に参加した朝日中2年の丸田脩人さん(14)は「選手から直接、構え方や振り方を学んだ。試合でも習ったことを生かして攻撃と守備の両方でチームの勝利に貢献したい」と話した。

奄美キャンプの主将を務める佐野恵太内野手は「児童生徒たちのプレーする姿を見て初心に返ることができ、中学生とのミニゲームで奄美の子どもたちのレベルの高さを感じた。子どもたちがプロ野球選手を目指すよう私たちも憧れの選手、チームにしていきたい」と語った。

同球団の秋季キャンプは18日まで(12日は休み)。
(11月10日付 南海日日新聞社)

記事のPDFはコチラ